2026年10月1日から12月18日まで、台東区で「蔦屋重三郎ゆかりの地 古地図デジタルスタンプラリー」が開かれています。参加には「ストリートミュージアム」アプリが必要です。9か所のスポットで現地限定の解説動画を見られ、全9スタンプを集めると賞品の抽選に応募できます。
現在の浅草や奥浅草を歩きながら、江戸の出版文化にゆかりのある場所を古地図でたどる企画です。まずは興味のある3か所を選ぶと、立ち止まって解説を見る時間も取りやすくなります。
帰る時刻や歩ける時間に合わせて、最初の街歩きを組み立ててみましょう。開催条件は2026年10月8日に台東区の公式案内で確認しました。
浅草を歩きながら、江戸の出版人・蔦屋重三郎の足跡もたどってみたいな。何から始めればいいかな?
公式地図で気になる場所を3つ選んでみましょう。出発前にアプリを用意しておくと、現地で解説を楽しめますよ。
最初に押さえたい、期間と参加方法
開催期間は2026年10月1日(木)から12月18日(金)までです。全9か所を集めると、切子や江戸手描提灯などの賞品が当たる抽選に応募できます。応募まで進めたい人は、取得したスタンプをアプリで確認しながら回ると、残りの場所をつかみやすいです。
台東区の公式案内には、参加手順とスタンプ取得スポットの地図が載っています。対象は次の9か所です。
- 平賀源内の墓
- 耕書堂跡
- 山谷堀公園
- 吉原大門跡
- 五十間道
- 見返り柳
- 吉原神社と九郎助稲荷
- 正法寺
- 山東京伝机塚の碑(浅草寺)
地図には、この9か所以外の関連スポットも描かれています。スタンプ取得地点の目印はオレンジです。 見たい史跡と、スタンプを取得できる場所を照合してから出かけると、目的に合った回り方になります。
今日の3か所を、地図のまとまりから選ぶ
蔦屋重三郎は、江戸時代の出版人です。書物や浮世絵に関わった人の足跡を、今のまちの中でたどれます。古地図を使った解説を見てから周囲を眺めると、目の前の道路や建物と、江戸のまちのつながりを考える手がかりになるんです。
選ぶときは、いちばん見たい場所を一つ決め、その近くにあるスポットを公式地図で探します。次の組み合わせが、地図から候補を選ぶときの一例です。
- 吉原周辺を歩きたい日は、見返り柳・吉原大門跡・耕書堂跡を候補にします。公式地図では近い範囲にまとまった3か所です。各地点の位置を見比べながら、回り方を考えられます。
- 浅草寺から奥浅草へ歩きたい日は、山東京伝机塚の碑・正法寺・山谷堀公園を候補にします。浅草寺から北側へ歩く予定と、帰りの交通を合わせて考えたい組み合わせです。
- 平賀源内の墓を見たい日は、そこを最優先に置きます。ほかの2か所を選ぶときの手がかりは、出発地と帰りの駅です。この二つも地図へ置くと、移動をまとめやすくなります。
これは、自分の回り方を作るための提案です。道順や所要時間は、出発地点と当日の状況に合わせて地図アプリで確認できます。歩く時間に、動画を見る時間、食事、休憩を足して考えます。
「何時まで歩けるか」「いちばん見たい場所はどこか」「疲れたらどこから帰るか」を、スマートフォンのメモに残しておくと便利です。交通費と休憩に使う金額も決めておけば、その日の時間とお金を、楽しみにしている場所に使えます。
アプリの準備と、現地でのスタンプ取得
台東区の参加手順では、アプリのインストール、位置情報の利用許可、現地でのスタンプ取得を案内しています。通信できる場所でアプリを起動しておくことが、出発前の準備です。
- 公式案内から自分の端末のストアへ進み、ストリートミュージアムを入れます。
- アプリを起動します。位置情報は「利用許可」に設定してください。
- スタンプ取得スポットへ行き、対象企画の画面にある「START」をタップします。
- 「スタンプGet!」ボタンが表示されると、スタンプを取得できる状態です。ボタンをタップし、取得状況を確かめます。
- 解説動画のアイコンがある場所へ近づき、画面中央下の再生ボタンが光ったらタップします。
全9か所を達成したあとの応募入口は、「褒賞」ボタンです。応募条件や入力内容は、実際の画面で確認できます。
アプリの対応条件は、運営元のダウンロード案内で確かめられます。一部のAndroid端末には動作しないコンテンツがあるとの注意もありました。端末の対応状況も、出発前に見ておきたい項目です。
スタンプが取れないときは、現在地が地図に出ているか、位置情報が利用許可になっているか、通信できているかを順に確かめます。対象地点と自分のいる場所も、公式地図で照合してみてください。
解決しない場合は、場所の名前、時刻、表示されたメッセージを控え、公式案内の問い合わせ先へ確認できます。訪問のメモは状況を説明するための記録です。スタンプの取得状況はアプリの表示で確認します。
10月16日から12月6日は、江戸粋耕書堂にも寄れる
台東区は、吉原会館に「江戸粋耕書堂」を開きます。予定されているのは、蔦屋重三郎に関連する作品や、大河ドラマで使われた品の展示です。
- 開館期間は、2026年10月16日(金)から12月6日(日)までです。
- 11時に開館し、16時に閉館します。入館料は無料です。
- 休館日は毎週月曜日です。月曜日が祝日の場合は翌日が休館になります。
- 場所は吉原会館、台東区千束4丁目24-12です。
江戸粋耕書堂の公式案内では、台東病院停留所から徒歩3分、吉原大門停留所から徒歩6分、三ノ輪駅から徒歩13分とされています。浅草からの一例は、東武浅草駅前で都営バス草64に乗り、吉原大門で降りるルートです。
展示を見る日は、開館時間の中に見学を入れ、その前後に近くのスポットを回ると予定を作りやすくなります。10月8日時点では開館前です。12月7日以降もデジタルスタンプラリーは続きますが、江戸粋耕書堂の開館期間は12月6日までなので、訪問日をそれぞれ照合します。
同じ期間には、紙の台紙に5か所のスタンプを重ねて浮世絵を完成させる企画もあります。デジタルはアプリで9か所を集める企画、重ね押しは紙の台紙で5か所を巡る企画です。参加したい方の案内を保存しておくと、当日持っていくものが分かります。
帰ってからも楽しめる、3行の記録
各スポットでは、場所の名前、解説で初めて知ったこと、次に確かめたいことを一行ずつ残してみます。写真と一緒に見返すと、どこで何を知ったのかを思い出しやすいです。
たとえば、耕書堂跡に行くなら、「耕書堂跡/解説で知った出版の仕事/古地図で周囲の道を見たい」という書き方ができます。書く内容は、現地で実際に見聞きしたことです。写真は通行や参拝に配慮し、現地の撮影ルールに沿って撮ります。
出発前には、アプリの起動、9か所の地図、今日行く場所、スマートフォンの充電、帰る時刻を確認します。雨や強い風の日なら、歩く範囲を小さくしたり、開館中の展示へ予定を移したりしてもよさそうです。
まずは公式地図を開き、気になる3か所に印を付けてみましょう。立ち止まって解説を見る余裕も含めて、自分のペースで浅草と奥浅草を歩く一日を組み立てられます。